サービス開始当初から契約・利用していたSONYの音楽聴き放題サービス「Music Unlimited」が3月下旬に終了します。
洋楽のラインアップはかなり充実しており、価格も当初の1480円から980円に値下げ。細かい要望はあるものの全体としては満足できるサービスでしたので、終了はとても残念です。4月以降、SONYは海外ではSpotifyと提携するそうなのですが、日本国内での対応は未発表。この辺も残念というか情けないところです。
4月以降、場合によっては別の音楽聴き放題を検討しなければならないかもしれません。そこで改めて、私がこの種のサービスに求める要素を挙げてみます。
- 価格は月額1000円以内(できれば税別400~500円)
- スマートフォン、タブレットだけでなくパソコンにも対応
- 洋楽も邦楽もともに十分ラインアップされている
- ラジオのように聴くこともできれば、アルバム単位・曲単位で選んで聴くこともできる
- 「おすすめ」機能が充実していて、新しいアーティストや曲との出会いがある
もはや「聴き放題」に毎月1000円ほど払うのは「当たり前」になっています。CDのアルバム1枚買うより安いわけですし。あとは、どこと契約しようかな、という感じです。
この分野に関しては日本は後進国になりつつあります。音楽関係者は目先の損得だけでなく、広くこの国の音楽ビジネスの将来性も考えていただきたいものです。ビジネスモデルを再構築すれば、「CDの売上額」といったものは減るかもしれませんが、日本人が音楽に対して払うお金はまだまだ増える余地あるはずですから。